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活性酸素と病気

活性酸素とは
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  活性酸素とアルツハイマー病

   アルツハイマー病とは、認知症の一つです。
   認知症は、アルツハイマー型と、脳血管性障害に分けられます。
   アルツハイマー型は、脳が次第に萎縮していき、
   知能、身体全体の機能が衰えていき、ついには死に至る病気です。

   必ずしも高齢者の病気ではなく、若年性アルツハイマーもあります。
   初期症状としては、頭痛やめまい、不眠、不安感、
   自発性の低下、抑うつ状態などがあります。
   発症すると自己中心的になったり、頑固になったり、他人への配慮がなくなったりします。

   人間の脳には、生まれながらに数億個といわれる神経細胞がありますが、
   この細胞は増殖することなく、加齢とともに死滅していきます。
   特に40歳ごろからは、一日に数万個単位で減っていきます。
   アルツハイマー病の患者の場合には、その減り方が著しくなります。

   活性酸素はアルツハイマーの原因の一つと考えられます。
   脳は酸素を大量に消費します。重量では体重の2.5%程度ですが、
   酸素の消費量は身体全体の20%にもなるのです。

   また、脳には脂質が豊富にあります。
   神経細胞膜の脂質が活性酸素と結びついて過酸化脂質に変化すると、
   その機能が損なわれてしまうのです。
   

 
血液に見る活性酸素の影響

   位相差顕微鏡による血液観察によって、体内の様々な情報が得られます。

   血液は、体重の約8%。血球の主成分は、赤血球、白血球、血小板です。
   1立方ミリリットル中の成分量は次の通りです。
   赤血球450〜500万個、白血球4,000〜8,000個、血小板15万〜35万個
   血球を取り巻く血漿部分は、たんぱく質、脂質、電解質、各種ホルモン、各種酵素などから成っています。

   赤血球の大きさは、約7〜8ミクロンですが、位相差顕微鏡をテレビモニターに接続すると、
   下の写真のように、その形まではっきりと見ることができます。

   さて、この赤血球中のヘモグロビンは、肺の毛細血管で酸素を受け取り、身体の様々な組織に酸素を運びます。
   そして、代謝によって生じた二酸化炭素を受け取り、再び肺で酸素と交換するのです。
   赤血球はこうした大事な役目を担っています。
   もし赤血球の働きが正常でないと、いくら呼吸をしても、身体中に酸素を運べないのです。

   右下の写真は、赤血球の表面の細胞膜が活性酸素により酸化されて、球形を保てなくなった状態です。
   赤血球は自らの直径よりも細い毛細血管の中を流れるのですが、弾力性があるためにスムーズに流れます。
   しかし、右下の状態では弾力性が失われ、正常に毛細血管の中を流れることができなくなってしまうのです。


       

    ▲正常な赤血球(きれいな円盤型)         ▲活性酸素の影響を受けた赤血球



   
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